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二宮護

1953年、秋田県に生まれる。編集者、著述家。早稲田大学商学部を卒業後、ビジネス系の出版社に入社する。月刊の経営情報誌の記者を経て書籍の編集部へ。書籍編集長、ムック編集長を歴任する。その間、13歳の長男に涙腺のがんが見つかり、1年半の闘病生活が始まる。長男は2回の手術・放射線治療、化学療法を受けたが病状が悪化。最期の2か月を往診と訪問看護を受けながら在宅で看取る。その3年後、自身にもがんが見つかり、それを機に出版社を退職して独立。フリーランスの編集・執筆者としての活動をスタートさせる。

著書に『物流業界大研究』(産学社)、『小売業界ハンドブック』(共著・東洋経済新報社)などがある。