たてかわしらく
1963年、東京都に生まれる。落語家。1985年、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門、1988年二つ目、1995年真打ち。二つ目時代は、兄弟子談春とコントグループ「立川ボーイズ」を組んで活動。その後は、同世代の若者に落語の面白さを伝えることに力を注ぐ。その一環として、映画と古典落語を巧みに合体させた「シネマ落語」を次々と創作。70本を超える作品を発表している。一方で、書評や映画評を執筆し、また、映画・演劇の作・演出・監督をつとめるなど、活動は多岐にわたり、落語界の鬼才として注目され続けている。著書には『落語進化論』『全身落語家読本』(以上、新潮選書)、『シネマ落語』(河出書房新社)、『立川流鎖国論』(梧桐書院)、『雨ン中の、らくだ』(新潮文庫)、『談志のことば』(徳間書店)、『談志・志らくの架空対談 談志降臨!?』『落語名人芸「ネタ」の裏側』(以上、講談社)、『DNA対談 談志の基準』(共著、亜紀書房)などがある。