細谷功さんの『具体と抽象』英語版が刊行されました。著者の細谷さん自らが書いた英語です。英語化作業に4年をかけ、10年来の「英語でダイレクトに本を書きたい」という思いを実現されました。残念ながら紙の本はアメリカ刊行なので、dZERO刊とはいきませんでしたが、英語の勉強にもなるのでぜひご一読を。
Kindle版もあるので、すぐに読めます。
日本とアメリカの文化の違いを意識されてか、主旨は同じでも言葉を変えて説明されているところがおもしろいなと思いました。
『具体と抽象』をただ翻訳したのではなく、細谷さん自身が英語で書かれたからか、アメリカ人向けの文章になっています。
まさに具体と抽象の行き来が日本語版と英語版で行われています。