いきなりですが、問題です!
人狼×狼=怪人
この式の「人」「狼」「怪」には、それぞれ0~9が入ります。
それぞれどの数が入りますか。
※私は答えを出すのに10分以上かかりました。忍びないのですが、答えは本書の中にありますのでぜひともご購入をお願いいたします!
上記のオリジナルの問題を含む後藤卓也先生の『30歳からの算数エントリー ―それは「想像と工夫のこころ」を思い出すこと』の見本が出来あがってまいりました。
dZEROでひそかに始まった「30歳からの○○エントリー」シリーズの第2弾です!
第1弾では「漢詩」でしたが、今回は「算数」です。(第1弾→『30歳からの漢詩エントリー ―それは「どう生きるか」を考えること』)
「数学」ではなく「算数」なのです。
後藤先生による、本書の冒頭を少しご紹介します。
「抽象的概念」に進む入り口
書店には「数学の学び直し」のための本が数多く並んでい
ますが、「算数を学び直す」ための大人向けの本は、ほとん
ど見かけません(子どもに教えることを目的とした本はあります)。
「いや、さすがに小学校の算数くらいは大丈夫だよ~」……
そんなつぶやきが聞こえてくる気がします。
本書はそんな「大丈夫だよ~」とつぶやいている皆さん
に、算数の奥深さと楽しさを知っていただくことを目的とし
ています。
では、なぜ「算数」なのでしょうか? そもそも算数と数
学はどこが違うのでしょうか。
算数と数学の違いについては、おおよそ次のように説明さ
れます。
「算数は値段とか人数とか速さなど、身の回りの数量を使っ
て、日常生活で必要な計算技能を身につけることが目的。数
学は抽象的な概念を理解し、論理的な問題解決能力を身につ
けることが目的」
「具体的な数量」と「抽象的な概念」という対比は妥当とい
えるでしょう。
つまり「算数」と「数学」の大きな違いは「字や四則計算以外の記号は使わないこと。定理や公式の暗記も必要なし」ということなのです。
上記のような、オリジナルの問題を含む全67問が詰まってます!
算数の奥深さを存分に味わい、楽しめる書籍となっております。
よろしくお願いいたします!
書店の店頭には11月28日(木)までに並ぶと思います。