「再び談志が舞い降りる夜」

2014年4月1日紀伊國屋ホール、午後7時開演

談志師匠が長年「立川談志ひとり会」の会場としていた新宿の紀伊国屋ホールで、『談志が遺した落語論』刊行記念「再び談志が舞い降りる夜」を開催しました。
今回は、紀伊國屋ビル竣工50周年とも重なり、ホワイエでは昭和40年代当時の「立川談志ひとり会」のポスターやプログラム、また、談志師匠の直筆原稿&メモ書きも飾られました。
会場のみの先行発売、立川談志著『談志が遺した落語論』もズラリと並べられ、さあ開場です。

ホワイエ

開口一番

開口一番は、立川吉笑さん。演目は新作『何時材(いつざい)』。

吉笑さん

そして、立川談笑師匠

談笑師匠の一席目は、談志師匠に褒めらた演目『時そば』。

時そば

次世代へ渡す談志伝説

ハードロック/ヘビメタ月刊音楽誌「BURRN!」編集長で落語評論家、最新刊『談志の十八番』(光文社新書)の著者でもあり、談志師匠への愛を語り始めると止まらない広瀬和生さんと、漫才お笑いコンビ「米粒写経」のひとり、一橋大学非常勤講師の顔も持ち、大の談志フリークのサンキュータツオさん、そして落語一席目を終えた談笑師匠が加わってのトーク。テーマは、「次世代へ渡す談志伝説」。
舞台袖から「そろそろ鼎談終了」の合図を送るも、話はつきず……
鼎談

立川談笑師匠のシャブ浜

中入後の談笑師匠二席目は、談志師匠に叱られた演目。
シャブ浜

『談志が遺した落語論』購入者限定抽選会

終演後には、『談志が遺した落語論』を会場で購入された方限定の抽選会が行われました。当選プレゼントは、こちらの扇子。

扇子

ホワイエ展示で人だかり

中入後のホワイエで人だかりができていたのは、ここ。落語立川流20周年にあわせて2004年に刊行された『談志が死んだ』(立川談志+立川流一門・著/講談社)のカバー裏に、当時の落語立川流全員のサインが入ったもの。これは、当時二つ目だった談笑師匠が一門のみなさんにお願いしサインを入れてもらったという貴重品。

一門サイン入り

みなさま、ご来場ありがとうございました。
『談志が遺した落語論』は、4月8日から全国の書店で発売を開始します。