「ヨドバシカメラのテーマ曲の映画だ」 最近の巨大電器屋の繁盛ぶりは凄まじい。大きな街に行けば必ずある。フランク永井の「有楽町で逢(あ)いましょう」で有名だった「有楽町そごう」も、今や電器屋である。街からデパートが消え、 […]
著者: 立川志らく
第17回 繁華街のドラッグストア
花屋を見習うべきだ ドラッグストアは本当に便利だ。夜遅くまで営業しているし、大抵の薬はあるし、化粧品類もそろっている。ただ、やかましい。あのやかましさは公害である。 繁華街を下品にしているのは、ひとつに宣伝カーがけた […]
第16回 洗脳
コマーシャル、やっていることは「たいこ持ち」 洗脳の話。現代社会にはいたるところに洗脳がある。別にどこぞの新興宗教云々(うんぬん)の話ではない。コマーシャルなんか洗脳の代表だ。有名タレントが出ているだけでその商品を信用し […]
第15回 テロップ
あの空間が嫌い カラオケに物申す。 いま、カラオケによって誰でも気軽に歌が歌えるようになった。だが私はあの空間が嫌いである。飲み会があると必ずといっていいほどカラオケ屋に流れる風潮が嫌なのだ。 昔はカラオケといえば […]
第14回 暴力 後編
前編はこちら 怒りが収まっても悲しみが増えた 口で言ってもわからない奴を殴っても、わかるはずがない。でも従わせなければいけないときには、暴力で従わせるのは仕方がない。軍隊がそうであった。刑罰もまさにそれである。少しでも […]
第13回 暴力 前編
殺されたら殺さないと気が済まない 暴力は、会話の延長上にある「結果」だ。戦争がまさにそうだ。良い悪いではなく、事実がそうなのである。どんなに「暴力が悪い」と叫んでも人間社会から暴力はなくならない。 死刑なんぞ、法律に […]
第12回 東京
オリンピックなんぞ呼ぶ前に 私は東京生まれの東京育ちである。今回は東京について、見解と改革案を述べさせていただく。 東京スカイツリーなるものが東京の新しい名物になったが、どうもしっくりこないのは私だけだろうか。日本一 […]
第11回 昭和歌謡
間違いなくハマる 日本人はどうして自国の文化を大事にしないのだろうか。歌謡曲(かようきょく)ひとつとってもそうだ。今の歌は詞にやたら英語を入れる。アメリカの歌で、詞にやたら日本語が入っているものなんて聞いたことがない。 […]
第10回 文明と文化
吹っ飛んじまいましょう 今はスマートフォンで映画が観られる時代だそうだが、ぜひやめていただきたい。携帯の普及で世の中は一変したが、文明の発展が文化の崩壊につながるということを電話屋はわかっていない。携帯から発せられる電 […]
第9回 小言
赤ん坊の泣き声と漫画家 先日、ある女性漫画家が、飛行機での赤ん坊のマナーについて言及し、ネット上で袋だたきにあったそうだ。なにがあったかというと、その漫画家が国内線の飛行機に乗った際のこと。ある若い母親が赤ん坊を連れて […]